2011-01-24

Vanishing Point

プライマル・スクリーム「バニシング・ポイント(Vanishing Point)」1997年発。
そして、そのシングルとして発売された「コワルスキー(Kowalski)」

プライマル・スクリーム(Primal Scream)は1982年にスコットランドのグラスゴーでジーザス&メリーチェインのドラマーだったボビー・ギレスピーによって結成されたバンド。

音楽性は、ロックンロールからブルース、ガレージロック、パンク、ポップ・ミュージック、マッドチェスター、ダブ、ファンク、エレクトロニカ、アシッド、サイケ、ビッグビート、テクノ、前衛音楽、カントリーまで、アルバムごとに表情を変える。
ボビー・ギレスピーの幅広いジャンルへの触手、変わり身の早さ、流行への先見性、雑食感は評価が高い。
もちろんいい意味での。



アルバムタイトルは1971年公開のアメリカ映画「バニシング・ポイント(Vanishing Point (1971 film))」から引用されている。
その先行シングルの「コワルスキー(Kowalski)」は同映画の主人公の名からタイトルがつけられ、劇中からサンプリングされた台詞が散りばめられている。

同名の映画は1971年製作のアメリカ映画。
リチャード・C・サラフィアン監督によるロードムービー、カーアクション映画。
1970年代のアメリカ合衆国で、新車の陸送の仕事をしていたコワルスキーは、請け負った「クライスラー、白の1970年型ダッジ・チャレンジャー」の陸送で、翌日の午後3時までの15時間でコロラド州デンバーからサンフランシスコまで到着させるという賭けをすることになった。
途中、スピード違反で警察に追いかけられ派手に騒ぎを起こして振り切ったことを、地方ラジオ局の盲目の黒人DJ・スーパー・ソウルに知られ放送されたこともあり、他愛のないはずであった賭けは思わぬ大騒動へと発展する。
それをきっかけとして、主人公のコワルスキーは、理由も見えずただひたすらクライスラー白の70年型ダッジ・チャレンジャーを暴走させる。
数々の障害が降りかかろうと、追跡してくる警察を蹴散らし、ただひたすら車を走らせ続ける。
その有様を苦々しく思う警察は、威信にかけてコワルスキーを止めようと、異常なまでの検問をひく。
しかし、コワルスキーは自らの消失点(バニシング・ポイント)に向かうかのように、アクセルを踏み続けた。
日本では第45回(1971年度)キネマ旬報ベストテンで第5位に選ばれており、アメリカでも現在にいたるまでカルト的な人気がある。



映画に登場のクライスラー、白の1970年型ダッジ・チャレンジャー


映画にはHONDA CL350も登場。
何故か全裸で乗車。
ヒッピームーブメント全盛の時代。

ポイントはフレームを避けながらのアップマフラー。